流星群とは?流星群が発生する仕組みを解説!

宇宙

こんにちは。宇宙の旅人Xです。

今回は、流星群とはなにか?流星群が発生する仕組みについて解説していきます。

流星群とは何か知っていますか?流星との違いは何か分かりますか?

この記事では、流星群とは何か?流星群が発生するメカニズムはどうなっているかについて解説していきたいと思います。

この記事を読み終えると、流星群について理解することができます。

 

流星群とは?

流星群とは、毎年決まった時期に、決まった空の場所から降り注いでくる流星の集まりのことを言います。

流星とは、よく言われる「流れ星」のことで、毎日どこかの夜空で流れています。

科学者達は、毎日約48.5トン(44,000キログラム)の流星が地球の大気に落下していると推定しています。

しかし、そのほとんどが大気圏で燃え尽き、地表には届きません。(ちなみに、流星が大気圏に突入し、燃え尽きずに地面に落下した時には、隕石と呼びます。)

その流星が、「毎年決まった時期に、決まった場所から降り注いでくる集まり」のことを流星群と言うのです。

 

流星群の見え方

(流星群は夜空の1点から四方八方に放射状に降るように見えます)

 

流星群の仕組み

では、流星が「毎年決まった時期に、決まった場所から降り注いでくる」のはなぜなのでしょうか?解説していきます。

流星は、地球の大気圏に突入する氷や岩石のチリ(破片)です。

この氷や岩石のチリは、太陽を周回している彗星などによってもたらされたものです。

例えば、彗星が太陽に近づくと、表面の一部の温度が上昇し、ほこりや岩のチリをたくさん放出します。

そして、氷、ほこりや岩のチリをたくさん放出しながら、太陽の周りを公転します。

その公転軌道と地球の公転軌道が重なりあえば、氷、ほこりや岩のチリが地球の大気圏に突入します。

すると、流星群が発生します。

つまり、地球は約365日かけて太陽の周りを公転しており、ある特定の彗星の公転軌道と重なり合うのが1年に1回だけなのです。

なので、毎年決まった時期に、決まった場所から流星が降り注ぐという流星群が発生するのです。

 

流星群の仕組み

 

流星群の名前はどうやって決められてるの?

流星群

 

流星群には、名前がつけられています。たとえば、ペルセウス座流星群やしぶんぎ座流星群などがあります。

この流星群の名前は、流星群が流れてくる地点に近い星座名の名前をとって、名付けられています。

具体的には、その流星群の流れてくる地点を放射点といいます。

この放射点に近い星座の名前をとって、流星群の名前が決められているのです。

 

3大流星群一覧

毎年、安定して見られる3大流星群があります。

1つ目は、「しぶんぎ座流星群」です。1月の上旬に観測することができます。

2つめは、「ペルセウス座流星群」です。8月の中頃に極大期を迎え、観測することができます。(2020年は8月12日です。)

3つめは、「ふたご座流星群」です。12月の上旬〜中旬にかけて観測することができます。

3大流星群の中で、最も流れ星の数が多いといわれています。

 

流星はどこから来たのか

流星

流星はどこから飛んできたのでしょうか?

答えは、彗星や小惑星、月や火星などの惑星から来ると言われています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

まとめ

流星群とは、毎年決まった時期に、決まった空の場所から降り注いでくる流星の集まりのこと。
流星は、地球の大気圏に突入する氷や岩石のチリ(破片)から出来ている。

ぜひ、流星群を見て、楽しんでみてください。

参考資料

Meteors & Meteorites
Shooting stars are actually bits of debris that fall through our atmosphere.
In Depth | Meteors & Meteorites – NASA Solar System Exploration
NASA’s real-time science encyclopedia of deep space exploration. Our scientists and far-ranging robots explore the wild frontiers of our solar system.

コメント

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