こんにちは。宇宙の旅人Xです。
今回は、天王星について解説していきます。
天王星。
一度は名前を聞いたことがあると思います。
しかし、具体的にどんな惑星なのかを調べたことはないのでしょうか?
この記事では、どんな方にも理解できるように解説していきます。
それではお楽しみください!
①天王星はいつ発見されたのか?
天体望遠鏡で、1781年に天文学者であるWilliam Herschel氏によって初めて観測された惑星です。
②場所
天王星は太陽から7番目に離れている惑星です。
太陽からの平均距離は、約29億kmです。
③大きさ
天王星は、木星、土星に次いで、太陽系で3番目に大きな惑星です。
その半径は、25,362kmです。これは、地球の4倍程度になります。
④公転周期と自転周期
天王星の1日は、約17時間です。
つまり、自転周期は17時間ということです。
これは、地球よりも短い時間となっています。
天王星は、太陽の周りを約84年かけて1周します。
つまり、公転周期は、約84年です。
⑤自転軸が横向き
天王星の特徴の1つでもあるのが、自転軸がほぼ真横だと言うことです。
正確には、97.77 度傾いています。
なぜ、自転軸が横向きなのでしょうか?
正確なことは分かっていません。
しかし、地球と同じくらいの隕石などが天王星に衝突したことによって、自転軸が横向きになったのではないかと考えられています。
⑥内部構造
天王星は巨大な氷の惑星と呼ばれています。
天王星の核は、岩石と氷でできています。
核の上にあるマントルも水やアンモニア、メタンで構成された氷のようなものです。
そしてマントルの上には、水素ガス(メタンやヘリウムの存在している)があります。
天王星の80%が氷のようなもので構成された核とマントルです。
⑦気温
天王星は、寒い気候です。
最低気温は、マイナス224℃です。
そして、強風と吹いています。
時速900kmにもなる風が吹いています。
地球の台風は時速17km以上なのですが、全く比べ物にならないですね。
⑧天王星の大気
天王星の大気は、水素とヘリウムが占めています。
そのほかに、わずかの量のメタンが存在しています。
天王星が青色に見えるのは、メタンが影響していると考えられています。
⑨リング
天王星は、13個のリングがあると考えられています。
内側のリングは暗い色で、外側のリングにいくほど明るい色に変化しています。
美しい天王星とリング Source: Lawrence Sromovsky, University of Wisconsin-Madison/W.W. Keck Observatory
⑩衛星
天王星の衛星は27個あると考えられています。
⑪生命の存在
現在のところ、生命の存在は確認されていません。
高い空気圧と低すぎる気温で生命は存在しないと考えられます。
また、ガス惑星であり、地表が存在しておらず、気圧も高いため、探査機を天王星の中に送ることは不可能に近いです。
探査機は、厳しい環境に晒され、簡単に壊れてしまうでしょう。
参考資料
Uranus: Facts - NASA ScienceIntroduction Uranus is a very cold and windy world. The ice giant is surrounded by 13 faint rings and 28 small moons. Ur...
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