天王星について知るべきこと11選

天王星 宇宙

こんにちは。宇宙の旅人Xです。

今回は、天王星について解説していきます。

天王星。

一度は名前を聞いたことがあると思います。

しかし、具体的にどんな惑星なのかを調べたことはないのでしょうか?

この記事では、どんな方にも理解できるように解説していきます。

それではお楽しみください!

①天王星はいつ発見されたのか?

望遠鏡

天体望遠鏡で、1781年に天文学者であるWilliam Herschel氏によって初めて観測された惑星です。

②場所

天王星は太陽から7番目に離れている惑星です。

太陽からの平均距離は、約29億kmです。

③大きさ

天王星は、木星、土星に次いで、太陽系で3番目に大きな惑星です。

その半径は、25,362kmです。これは、地球の4倍程度になります。

④公転周期と自転周期

天王星の1日は、約17時間です。

つまり、自転周期は17時間ということです。

これは、地球よりも短い時間となっています。

天王星は、太陽の周りを約84年かけて1周します。

つまり、公転周期は、約84年です。

⑤自転軸が横向き

天王星の特徴の1つでもあるのが、自転軸がほぼ真横だと言うことです。

正確には、97.77 度傾いています

なぜ、自転軸が横向きなのでしょうか?

正確なことは分かっていません。

しかし、地球と同じくらいの隕石などが天王星に衝突したことによって、自転軸が横向きになったのではないかと考えられています。

天王星の自転軸 横向き

⑥内部構造

天王星は巨大な氷の惑星と呼ばれています。

天王星の核は、岩石と氷でできています。

核の上にあるマントルも水やアンモニア、メタンで構成された氷のようなものです。

そしてマントルの上には、水素ガス(メタンやヘリウムの存在している)があります。

天王星の80%が氷のようなもので構成された核とマントルです。

⑦気温

天王星は、寒い気候です。

最低気温は、マイナス224℃です。

そして、強風と吹いています。

時速900kmにもなる風が吹いています。

地球の台風は時速17km以上なのですが、全く比べ物にならないですね。

⑧天王星の大気

天王星の大気は、水素ヘリウムが占めています。

そのほかに、わずかの量のメタンが存在しています。

天王星が青色に見えるのは、メタンが影響していると考えられています。

⑨リング

天王星は、13個のリングがあると考えられています。

内側のリングは暗い色で、外側のリングにいくほど明るい色に変化しています。

An infrared composite image of the two hemispheres of Uranus obtained with Keck Telescope adaptive optics.

美しい天王星とリング  Source: Lawrence Sromovsky, University of Wisconsin-Madison/W.W. Keck Observatory

⑩衛星

天王星の衛星は27個あると考えられています。

⑪生命の存在

現在のところ、生命の存在は確認されていません。

高い空気圧と低すぎる気温で生命は存在しないと考えられます。

また、ガス惑星であり、地表が存在しておらず、気圧も高いため、探査機を天王星の中に送ることは不可能に近いです。

探査機は、厳しい環境に晒され、簡単に壊れてしまうでしょう。

 

参考資料

Uranus: Facts - NASA Science
The seventh planet from the Sun with the third largest diameter in our solar system, Uranus is very cold and windy. The ice giant is surrounded by 13 faint ring...

コメント

  1. […] […]

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